S-AIR Exchange Programme 2016 冬期の招へいアーティスト、ヨンチアがマレーシアから来札しました!
実はヨンチアは2008年に一度国際交流基金のJENESYSプログラムで招へいされ、S-AIRが札幌での滞在制作をコーディネートしています。
2nd S-AIRとして、作品やヨンチア自身が当時とどう変わったのか、今考えていることなどをトークや展覧会を通してじっくり聞いていきたいと思います。
前回の来札は冬ではなかったため、初めての雪にはしゃぐヨンチアと、キュレーションを担当する奥さんのミン。
滞在するさっぽろ天神山アートスタジオで小田井さんに挨拶。
小田井さんとは9年前も会っています。
その後、S-AIRの事務所で歓迎会が行われました。
当時ヨンチアがS-AIRに寄贈していってくれた作品もありました。
ヨンチア・チャン Chang Yoong Chia
マレーシアの美術大学で絵画を学び、国内、海外での展覧会に多く参加している。民族や宗教、歴史が複雑に混ざりあったマレーシアという場所自体や、そこで生きる個人の物語を扱い、絵画や刺繍、コラージュなどで作品化している。2005年に開催された「第三回 福岡アジアトリエンナーレ」で「キルト・オブ・デッド」を発表した他、2008年にはS-AIRで滞在制作を行った。2013年には横浜美術館、熊本美術館での企画展に参加したり、近年はフランス、インド、シンガポールで展覧会に参加したりするなど、国際的に活躍している。