山川異域、風月同天 (オンライン開催決定)

-海を渡る文化と芸術-
S-AIR設立20周年記念フォーラム
AIR マネージメント人材育成プログラム

2019度のマレーシア・中国への派遣作家による滞在制作報告会と、大阪・ロンドンでの新しいAIRプロジェクト創生に向けたクロス・トークを開催します。
様々な地域での滞在制作やAIR、まちづくり、国際交流に関心がある方、アーティストの方を対象としたイベントです。どうぞ足をお運びください。

【2/29フォーラムについて最終のご案内・参加方法】
(2020/2/28)


いよいよ明日、S-AIR設立20周年記念フォーラムを開催となりました。
このたびは新型コロナウィルス対応で北海道は「緊急事態」のなかで、実際にはお会いすることは叶いませんが、ZOOMを用いたネットでロンドン・青森・大阪・札幌をつなげての開催となります。

初めての試みで、おぼつかないこともあるかもしれませんが、明日ご参加・ご視聴いただきますよう、改めてお願い申し上げます。

フォーラムの流れフォーラム

会場は、予定通りなえぼのアートスタジオ2F S-AIR事務所で行いますが、S-AIR職員と進藤冬華さん、山本雄基さんには会場からご出演頂く予定です。

観客を極力入れずに、ZOOMによるオンライン上の視聴者に向けてのプレゼンを主とし、テレビ局のスタジオ放送のようなイメージで行います。(万が一ご案内が行き届いておらず、会場にいらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、それぞれの予防原則を尊重しながら開催いたします)

なお、会場は第一部・二部通してプロジェクターによる投影、ZOOMによる中継と録画を行います。14時〜18時までZOOMのミーティングルームを空けておきます。
メールアドレスなどでご登録の上、https://zoom.us/j/415438685 からご参加ください。

タイムテーブル

▶第1部「S-AIR AWARD滞在製作報告」14:30-14:35 挨拶:柴田 尚14:35-14:55 報告1:森永 泰弘 / Points Center for Contemporary Art(錦渓鎮/中国)15:00-15:20 報告2:進藤 冬華 / HOM Art Trance (クアラルンプール/マレーシア)15:25-16:00 クロストーク:モデレーター:山本 雄基 /(なえぼのアートスタジオ/S-AIR理事)

▶16:00-16:30 休み時間ZOOMのミーティングルームは、開いたままにします。オンラインのチャットでご歓談いただいたり、技術的なことは萩谷までご相談ください(文末参照)。

▶第2部「プライベート(民)から始まるパブリック(公)〜新たな芸術家交流のために」16:30-16:50 活動紹介1:木坂 葵(おおさか創造千島財団事務局長)16:55-17:25 活動紹介2:ミシェル・ロー(Fortress Contemporary Art Foundationディレクターズ・アシスタント) 通訳: 橘 匡子(S-AIRプログラムディレクター)17:30-18:00 クロストーク:モデレーター:日沼 禎子(AIR NETWORK JAPAN 事務局)             : コメンテーター:柴田 尚(S-AIR代表)   まとめの挨拶:柴田 尚


ご視聴にあたってご確認いただきたいこと

・会場は第一部・二部通してプロジェクターによる投影、ZOOMによる中継と録画を行います。
・14時〜18時までZOOMのミーティングルームを空けておきます。メールアドレスなどでご登録の上、https://zoom.us/j/415438685 からご参加ください。
・入室時は全員ミュート状態です。些細な音でも画面が切り替わってしまうため、休み時間以外はミュートのままにしてください。ご質問等ある場合は、ZOOM上のチャットなどで萩谷までお知らせください。
・マイクロフォン付きイヤフォンの使用をおすすめいたします。
・ご自身のビデオのオン・オフはご自由に切り替えてください。プレゼンテーションの最中は話している人やプレゼン資料が写ります。・同室内に他のZOOM接続者がいる場合、ハウリングが起きる場合があります。この場合音声入力マイクをミュートにしてください。


技術的なこと

・当日の連絡ZOOMのオペレーター(ホスト)は萩谷です。なにかご質問・不具合ありましたら、ZOOM上のチャット、E-mail(umi@s-air.org)で対応いたします。

長くなりましたが、明日お会いできるのを楽しみにしております。


2月29日『山川異域、風月同天 -海を渡る文化と芸術-』についての重要なお知らせ (2020/2/24付)

オンライン参加の方法】
コロナウィルスが北海道でも感染者を出している関係で、感染拡大リスクが高まっています。
前回オンライン併用開催の発表をした時点から3日間で患者数も8名から30名に増えており、感染状況も定かではなく、注意を要する状況です。
2月29日に行うイベントは、患者発生状況を踏まえ、また予防原則に則って海外のスピーカーの渡航自粛および道外のスピーカーの皆さんもzoomを使用したオンライン参加となります
イベントへの参加をご検討頂いていた皆様には、ZOOMでの視聴、参加をお勧めいたします。
S-AIRでは新しい試みとなりますが、オンラインでお会いできることを楽しみにしています。

【オンラインからの参加方法】
ZOOMというオンライン会議ツールを利用します。
各回の開始時刻(第一部14:30/ 第二部16:30)までに、以下のリンクよりZOOMに接続してください。

https://zoom.us/j/415438685

※PCからであれば事前登録は不要ですが、もしスマートホンからアクセスする場合はアプリをダウンロードする必要があります。
(スマホからの利用方法はこちら:https://zoom-tatsujin.com/smartphone/

今後ともメーリングリスト・当S-AIRブログ・Facebookで、最新情報およびオンラインでの参加方法を発表いたしますので、あらためて参加についてご検討いただきますようお願いいたします。

※イベントへの参加を予定していただいた皆様、関係者の方には変更に伴ってご迷惑をかけいたしますが、何卒ご理解下さいますようお願いいたします。またイベント開催直前でのご案内となりましたことをお詫び申し上げます。なお、北海道内での新型コロナウィルス感染状況や対策につきましては、北海道庁HPをご参照ください。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/singatakoronahaien.htm

S-AIR事務局
フォーラムについての事前のお問い合わせ: info@s-air.org
当日のお問い合わせ・ZOOMについての技術的なお問い合わせ:umi@s-air.org(萩谷)


イベントについて

【日時】2/29(土)第1部14:30-16:00  第2部16:00-18:00
【会場】なえぼのアートスタジオ (札幌市中央区北2条東15丁目26-28)
JR 苗穂駅より徒歩7分。車でお越しの方は隣のタイムズコインパーキングをご利用ください。

山川異域、風月同天 地域は違っても、天はつながっているーという意。仏教を崇拝していた奈良時代の貴族、長屋王が千の袈裟に刺繍して中国の鑑真の元に手渡したとされる「山川異域 風月同天 寄諸仏子 共結来縁」の一説。

◆第一部「S-AIR AWARD滞在製作報告」

S-AIR EXCHANGE PROGRAMMEにより、2019年度S-AIR AWARD受賞として海外のレジデンス施設に滞在した作家による報告会。東京に拠点を置きながら、芸術・音楽人類学的な視点から制作を続けるサウンドアーティスト森永泰弘は中国、錦渓鎮にあるPoints Center For Contemporary Art(PCCA)に滞在。また札幌を拠点としながら、北海道や滞在先の風土や歴史を調査する進藤冬華は、マレーシア、クアラルンプールにあるアーティスト・ラン・スペース、HOM Art Transに滞在。クロストークでは、会場となる、なえぼのアートスタジオの運営に関わるアーティストでS-AIRの理事であり、国際的にも活動している山本雄基が聞く。
プレゼンテーター:森永泰弘 / Points Center for Contemporary Art(錦渓鎮/中国)※ZOOM参加
         進藤冬華 / HOM Art Trans(クアラルンプール/マレーシア)
モデレーター  :山本雄基 / アーティスト(なえぼのアートスタジオ

進藤冬華 / Fuyuka Shindo

札幌を拠点として、北海道の歴史や文化に関わる作品を多く制作。リサーチをベースに様々なメデイアを用いる。現代に生きる人々が、過去に起こった出来事や過去に生きた人々とどう向き合うことができるのかを作品を通じて問いたいと考えている。2019年よりアジアにおける日本の植民地および第二次世界大戦についてリサーチと制作を開始。
近年の活動に2019年「進藤冬華 移住の子」(モエレ沼公園、札幌)、「Parallax Trading」(das weisse haus, オーストリア)、「沈黙の音: 日本人アーティストの現在」(Golden thread Gallery、ベルファスト)、2015年「鮭のウロコを取りながら」(北海道立北方民族博物館、網走)、2014 札幌国際芸術祭2014「センシング・ストリームズ」(札幌駅前通地下歩行空間)。2016年Asian Cultural Council (ACC) 個人助成。そのほか国内外の様々な展覧会やアートプログラムに参加。

森永 泰弘 / Yasuhiro Morinaga

東京藝術大学大学院を経て渡仏。帰国後は芸術・音楽人類学的な視座から世界各地をフィールドワークし、楽器や歌の初源、儀礼や祭祀のサウンドスケープ、都市や集落の環境音をフィールドレコーディングして音源や作品を発表している。また、映画・舞台芸術・展示作品等のサウンドデザインや音楽ディレクションを中心に、これまで世界三大映画祭(カンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭、ベルリン国際映画祭で自身が関わった作品等が発表されている他、ヴェネツィア・ビエンナーレ(イタリア)、ポンピドゥー・センター(フランス)、TEMPO REALE音響/音楽センター(イタリア)、ミラノ・サローネ国際家具見本市等のアートやデザインの分野でも作品が発表されている。

山本雄基 / Yuki Yamamoto

画家。北海道教育大学大学院修了。naebono
art studio共同運営。npo S-AIR 理事。第30回
ホ ル ベ イ ン ス カ ラ シ ッ プ 奨 学 生 ( 2 0 1 5 年 ) 、第 5 回大黒屋現代アート公募展 大賞受賞(板室温 泉大黒屋/2010年)。主な展覧会:山本雄基展(板室温泉大黒屋 /2020年)、Flatten Image-山本雄基・浦川大志展-(ギャラリー門馬 /2019年「) タイトル無し、あるいは仮説として等価と差異についての 絵画」(Mikiko Sato Gallery/ 2018年)、VOCA展2014(上野の森美 術館/2014年)、道東アートファイル2013(帯広美術館/2013年)など


◆第二部「プライベート(民)から始まるパブリック(公)〜新たな芸術家交流のために」

今年度の交流先のひとつでもある中国のPCCAを運営するFortress Contemporary Art Foundationは、次年度は本拠地ロンドンでも新しいギャラリーと共にレジデンシープログラムもスタートしようとしている。また、大阪の北加賀屋地区において、造船所や大型倉庫など有休施設を利活用して芸術文化をサポートする企業として2011年にメセナ大賞も受賞した大阪の千島土地(株)の運営するおおさか創造千島財団。新事業として2020年3月に共同スタジオがスタートさせ、アーティスト・イン・レジデンス事業にも取り組もうとしている。二つの興味深い民間のフレッシュなレジデンシー関係者を迎えて、日本の唯一のレジデンスのネットワーク組織、AIR NETWORK JAPAN 事務局長、日沼禎子氏とのディスカッション。

プレゼンテーター:ミシェル・ロー(Fortress Contemporary Art Foundation ディレクターズ・アシスタント)※ZOOM参加
:木坂 葵(おおさか創造千島財団事務局長)※ZOOM参加
モデレーター :日沼禎子(AIR NETWORK JAPAN 事務局長)※ZOOM参加
通訳     :橘匡子(S-AIRプログラムディレクター)※ZOOM参加

ミシェル・ロー / Michelle lo

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで心理学の学士課程、サザビーズ芸術大学で現代美術学び、卒業後は商業ギャラリーやアートプラットフォームに関わる。2019年よりフォートレス現代芸術財団事務局スタッフとして、プログラム企画やレジデンシー運営を担当。ロンドンの都市空間と財団の国際的なネットワークを活かし、プライベート・コレクション、スポンサーシップ、公共プログラム等の幅広いコーディネイトを行う。

木坂葵 / Aoi kisaka

大学では芸術学を専攻しながら、アートマネージメントの実践の場を求めてNPO法人大阪アーツアポリアにてコーディネーターとして勤務。その後、関西、四国、フランスなどアートの現場でコーディネーター/マネージャーとして関わり、2016年よりおおさか創造千島財団事務局勤務。

日沼禎子 / Teiko hinuma

女子美術大学教授。ギャラリー運営会社勤務、美術雑誌編集者を経て、 1999 年から国際芸術センター青森設立準備室、2011 年まで同学芸員を務め、アーティスト・イン・レジデンスを中心としたアーティスト支援、プロジェクト、展覧会等の企画、運営に多数関わる。さいたまトリエンナーレ 2016 ではプロジェクトディレクターを務める。2013 年より陸前高田 AIR プログラムディレクター、2017 年より緑と花と彫刻の博物館(ときわミュージアム)アートディレクターを兼任。

持続可能な開発目標(SDGs)にむけて
S-AIRでは地球環境の保護と資源の節約を視野に入れた取り組みとして、ペーパーレス化を行っております。なお、当イベントのフライヤーは、こちらからダウンロード可能です。

主催:特定非営利活動法人S-AIR
協力:AIR NETWORK JAPAN
助成:文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業
協力:Points Center for Contemporary Art I HOM Art Trans
Fortress Contemporary Art Foundation I 一般財団法人おおさか創造千島財団
北海道教育大学岩見沢校アートプロジェクト研究室 I なえぼのアートスタジオ


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