9/22〜9/24 AIR CAMP 2017 in陸前高田 -生活と創造- アーティスト・イン・レジデンス事業人材育成キャンプ&フォーラム アジア

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アーティスト・イン・レジデンスをテーマに全国から集った参加者が講師とともに思考し、多様な実践のあり方を探る、2泊3日の合宿型ワークショップ「AIR CAMP(エアキャンプ)」。3年目となる「AIR CAMP 2017」は、これまで開催してきた北海道・札幌を飛び出し、陸前高田で開催します。

今年度のテーマは、「生活と創造」。東日本大震災から6年を経て、目まぐるしく変化してきた陸前高田において、今一度、AIRの原点と言える「芸術活動を行いながら、どのように生活を創るか」ということについて考えてみることにしました。陸前高田に暮らす人々の心の復興を目的に立ち上げられた「陸前高田AIR」、著しい経済・社会的発展と共に、実験的手法を取り入れた市民主導のプロジェクトを展開する東南アジアのアート・コレクティブなど、様々な地域において、それぞれの視点で取り組むプロジェクトを取り上げ、講師を招きます。AIRにおける「生活と創造」の可能性、地域との関係性、地域の生活から生まれる創造の可能性を、皆さんとともに見出すことができればと考えています。

NPO法人S-AIR代表 柴田尚

<チラシはこちらからダウンロードできます>

【タイムスケジュール】

▶ 1日目

いわて花巻空港12:15集合・JR一ノ関駅東口改札前13:00集合 ※ご都合の良い集合場所をお選びいただけます。
送迎車で移動
14:30 リアス・アーク美術館訪問「東日本大震災の記録と津波の災害史」
15:30 送迎車で移動
16:00 奇跡の一本松到着、付近の散策
16:30 たね屋視察
17:30 箱根山テラス到着
18:00 オリエンテーション(S-AIR、講師紹介)
18:30 プレゼンテーション「陸前高田AIRについて」プレゼンター:日沼禎子(女子美術大学准教授・陸前高田AIRプログラムディレクター)、松山隼(陸前高田AIRプログラム コーディネーター)
19:30 交流会、参加者自己紹介 ※交流会費として別途2,000円いただきます。
21:00 終了

▶ 2日目

10:00 プレゼンテーション「公(パブリック)にすること チェメッティ – インスティチュート・フォー・アート&ソサエティの歴史と未来を主観的に読み取る」プレゼンター:アレック・ステッドマン(Cemeti – Institute for Art and Society共同チーフキュレーター)※通訳あり
11:00 プレゼンテーション「ランド・ファウンデーションのソフト的自給自足性と無条件性」プレゼンター:ウバトサット(The Land Foundation)※通訳あり
12:00 伝承館訪問+併設のはこね食堂で各自昼食
13:30  プレゼンテーション「まれびととしてのAIR、旅する原始感覚と原始感覚美術祭について」プレゼンター:杉原信幸(信濃の国 原始感覚美術祭アートディレクター)
14:30 ショーネッド・ヒューズ(ダンサー、コレオグラファー)レクチャー「”ダンス”によって測られる時間 – ”ホーム”の尺度としてのコミュニティ」&柿内沢鹿踊保存会による鹿踊WS ※通訳あり
16:15 プレゼンテーション「Lifepatch – 芸術、科学、テクノロジーにおける市民の取り組み」プレゼンター:ヌル・アクバル・アロファトゥラ(Lifepatch共同創設者) ※通訳あり
17:30 オープン・ダイアローグ
19:00〜 まちなかへ移動して、各自夕食 ※スタッフおすすめの食堂や居酒屋にご案内します。

▶3日目

10:00 トーク:畠山直哉(写真家) 聞き手:日沼禎子(女子美術大学准教授・陸前高田AIRプログラムディレクター)
11:00 まとめ①:「生活と創造」をテーマに、実践してみたいプランを発表
12:15 各自昼食 ※はこね食堂まで徒歩5分。コンビニ等はありません。希望者は箱根山テラスのランチ(1,000円)予約を承ります。
13:00 まとめ②:「生活と創造」をテーマに、実践してみたいプランを発表
14:30 箱根山テラス出発 いわて花巻空港16:30着・解散 / JR一ノ関駅16:15着・解散

※止むを得ず予定が変更になることがあります。あらかじめご了承ください。

※海外ゲストとのコミュニケーションは、ミニマムな通訳サポートがあります。

※スタッフが随時ファシリテーターとして、参加者と一緒に活動します。いつでもご相談ください。

【参加者募集要項】

日程:2017年9月22日(金)~24日(日)*二泊三日の合宿

対象:日本国内でAIR事業を運営している方、AIR事業開始を検討中の個人・団体、地方自治体・まちづくりに携わる方、コミュニティとアート、東南アジアのアートに関心のある方

定員:15名(先着順)

申込締切:9月11日(月)

参加費: 30,000円
2泊朝食付き、全プログラム参加費、いわて花巻空港やJR一ノ関駅までの送迎・視察の移動費含む。
※交流会は別途参加者負担
※当宿泊施設は全てツインルームになります。1名での参加の場合は相部屋になりますので、ご了承ください。
滞在場所:箱根山テラス

参加申込

参加ご希望の方は、メールにて、お名前、性別、郵便番号、住所、電話番号、応募動機(ご自身の活動に関連付けて、200字程度でお書きください)、3日目のランチ予約の有無をご記載の上、以下のアドレスまでお申込みください。

info@s-air.org (担当:松田)

※キャンセルについて

一度された申込をキャンセルする場合は、9月11日(月)までにご連絡ください。それ以降はキャンセル料として10,000円が発生します。ご了承の上、お申込みください。

【講師プロフィール】

  • ウバトサット | Ubatsat
    アーティスト、アクティヴィスト、The Land Foundation メンバー(タイ)

1980年タイ、バンコク生まれ。タイのアーティスト、アクティヴィスト、またキュレーションも行う。The Land Foundationのメンバー。ウバトサットのアートに対する考えは、彼自身を取り巻く関係性や、生活そのものを理解するために機能している。その主な手法は、一度は破局を体験した人々と集団で協働することによって、社会文化的変化を促進し、理解を深め、協働でのクリエイション意識を共有する活動を行うことである。彼の作品と活動は個としての捉えではなく、集団の中で個性を特定付けられる「中間的」なアーティストの存在として、理解することができる。従来とは違った考え方と実践によって、アートをコミュニティまたは生活の中に浸透させる、発想豊かで遊びに戯れるようなアーティストである。

  • アレック・ステッドマン | Alec Steadman
    Cemeti – Institute for Art and Society共同チーフキュレーター(インドネシア)

キュレーター、リサーチャー。設立者であるNindityoとMellaが、設立30年を期に一線を退き、Cemeti – Institute for Art and Societyの共同キュレーターとなる。2016年まで、イギリスのアーツ・カタリストにてキュレーターを務めた。それ以前の活動として、香港のアジア・アート・アーカイブ(AAA)にてエキシビション・スタディーズ・リサーチ・フェロー(2015)、エジプトのコンテンポラリー・イメージ・コレクティブにてアーティスティック・ディレクター(2013)、イタリアのサンドレット・レ・レバウデンゴ財団現代美術館にてキュレーター・イン・レジデンス(2013)、オランダのデ・アペル・キュレトリアル・プログラム(2011-12)等がある。

  • ヌル・アクバル・アロファトゥラ | Nur Akbar Arofatullah
    研究者、Lifepatchの共同創設者(インドネシア)

農業バイオテクノロジー分野の研究者で、現在は東京農工大学大学院生物生産科学専攻に在籍。先端的な研究を行う傍ら、自分でもなぜ作ったかわからないような様々な装置を作ることを趣味としている。現在は、茨城県稲敷郡阿見町に在住し、DIYで取り組む生物学と、汎用・低コストな実験装置の開発に興味を持っている。さらに、茨城大学で、温室管理のためのオープンプラットフォームのユビキタス環境制御システム(UECS-Pi)の導入に取り組みつつ、東京農工大学大学院でトマト苗の熱ショック誘導抵抗性の分子メカニズムを研究中。

  • 畠山直哉 | Naoya Hatakeyama
    写真家(東京都)

1958年岩手県陸前高田市生まれ。筑波大学芸術専門学群にて大辻清司に師事。1984年に同大学院芸術研究科修士課程修了。以降東京を拠点に活動を行い、自然・都市・写真のかかわり合いに主眼をおいた、一連の作品を制作。国内外の数々の個展・グループ展に参加。作品は以下などのパブリック・コレクションに多数収蔵されている。

国立国際美術館(大阪)、東京国立近代美術館、東京都写真美術館、ヒューストン美術館、イェール大学アートギャラリー(ニューヘ ブン)、スイス写真財団(ヴィンタートゥーア)、ヨーロッパ写真館(パリ)、ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館(ロンドン)

  • 杉原信幸 | Nobuyuki Sugihara
    アーティスト、信濃の国 原始感覚美術祭アートディレクター、NPO法人原始感覚舎理事長(長野県)

1980年長野県生まれ。2007年東京藝術大学油画専攻修了。詩人の吉増剛造ゼミ参加。2008年個展『丸石座』詩人の吉増剛造と共演。2010-12年「会津・漆の芸術祭」参加(嘉永蔵/ニ十間蔵/福島)。2011/2012年「ストーンサークルフェスティバル」(大山ふるさと資料館/小牧野遺跡/青森)縄文友の会(田口ランディ、山田スイッチ)と現代のストーンサークル制作。2016年「ストーンプロジェクト」(スウェーデン)、2017年「北アルプス国際芸術祭」(長野)参加。 2014年「大町冬期芸術大学」空間美術コース講師。2010年より「信濃の国 原始感覚美術祭」を主催。

  • ショーネッド・ヒューズ | Sioned Huws
    ダンサー、コレオグラファー(イギリス)

1965年生まれ。1989年にニューヨークのマース・カニングハム・スタジオで学びながら、コンテンポラリーダンスとパフォーマンスを創作し始める。2008年から石川流の師範、石川義野から津軽手踊を学び、現在は岩手で行山流山口派の柿内沢鹿踊を学んでいる。彼女の作品は知覚、記憶、人、振付の構造内での場所、つまり身体的な運動の認識を通して感じられる範囲において、予想外のことを可能にする細部をパターン化するシステムにフォーカスしている。長期にわたって日本と欧州のダンサー、歌手、ミュージシャン、地域社会とコラボレーションするプロジェクトを行っており、青森プロジェクトでは2008年の創立時から芸術監督を務め、世界各地でのツアーも行っている。

  • 日沼禎子 | Teiko Hinuma
    キュレーター、女子美術大学芸術学部 アート・デザイン表現学科アートプロデュース表現領域准教授、陸前高田AIRプログラムディレクター(岩手県、東京都)

女子美術大学芸術学部卒業。ギャラリー運営企画会社、美術雑誌編集者等を経て、1999~2011年まで国際芸術センター青森設立準備室・同学芸員として、アーティスト・イン・レジデンスを中心としたアーティスト支援、プロジェクト、展覧会を多数企画、運営に携わる。さいたまトリエンナーレ2016 プロジェクトディレクター等を歴任。

  • 松山隼 | Jun Matsuyama
    陸前高田AIRコーディネーター、アーティスト(岩手県)

1985年宮城県生まれ。東北芸術工科大学芸術文化専攻修了後、山形で若手クリエイターのシェアアパート「ミサワクラス」を立ち上げ、2009年から2013年まで運営。同大学の助手、ファシリテーター(講師)を勤めた後、2013年より陸前高田AIRのコーディネーター、2015 年より国際ダンス交流プロジェクト「Odori-Dawns-Dance」のコーディネーターを務める。

※各団体の詳細はチラシからご覧いただけます。

主催:特定非営利活動法人S-AIR
助成:文化庁 平成29年度 アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業
企画協力:なつかしい未来創造株式会社 (陸前高田アーティスト・イン・レジデンス プログラム)
協力:AIR NETWORK JAPAN

S-AIR – RESIDENCY PROGRAMMES – Publications

PDF versions of our 2016 annual report can be downloaded from the links below.
当団体の活動記録集は以下のリンクよりダウンロードが可能です。

S-AIR 2016 – RESIDENCY PROGRAMMES

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Otaru Fable – 小樽寓言 by Chang Yoong Chia
(S-AIR 2016 – RESIDENCY PROGRAMMES – 別冊)

Otaru Fable

S-AIRの記録集は18年間のうち15年間はA5版でしたが、少し大きな変型のサイズに変えました。日本の習慣的な書店のブックカバーのような装丁にし、別冊で昨年の滞在制作で話題となったヨンチア・チャンの帆立貝62枚に描かれた「小樽寓話」を完全収録。

S-AIR catalogue had been an A5 publication during 15 out of 18 years, but we changed for a different size, a bit bigger. It’s wrapped in a kind of “book cover” you always get from Japanese book shops. In a supplement, you can also find a complete edition of Chang Yoong Chia’s “Otaru Fable” series, which was drawn on 62 scallop shells!

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韓国からご一行さま

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Dalseong Cultural Foundation からNayoung Leeさんが、S-AIRの取材にきてくれました。
韓国は大邱の
Dalseongという地の芸術文化財のうようなところのようです。
今度
行される機紙に載してくれるようです。

Dalseong Cultural Foundation でもAIRを始めるプランがあるとか、、、、

なにか連携できると良いですね。

さっぽろ天神山アートスタジオにもご案しました

ヨンチア搬出と帰国

いよいよ展覧会も終了、搬出です。

その前に、ハレバレ写真さんにお願いして、帆立貝のシリーズを撮影します。

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そしてパッキング。

マレーシアの郵便システムは信用できないので、なるべく手で持って帰りたいそうです。

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最後にS-AIR事務所へ。

なんとカニの甲羅の作品を、事務所に寄贈してくれました。

ヨンチア!本当に良いの!?

ありがとう、大切にします。

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ヨンチアはこのまま飛行場へ。

マレーシアへと帰国していきました。

セカンドS-AIRとして、最近来ていたアーティストよりもキャリアのあるヨンチアに今回滞在制作をしてもらいました。

やはり、制作への姿勢や展覧会の完成度など、一味違う、、、

受け入れ側としても、初心を取り戻し、気持ちを新たにする良い機会となりました。

W&J福島フィールドトリップを経て帰国

湯本で竹内さんと再び竹内さんと合流して、富岡でサイクリングをしました。

制限区域のボーダーにあたり、福島第一原発から約12kmです。

この桜並木の先にゲートがあります。

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その後、いわきから福島市へ移動しました。

アーティストの赤城修司さんの案内で除染のために削られた土を一時的に保管しているエリアなどを見て周りました。

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いよいウォレンとジェームスも帰国です。

福島でもたくさんの人たちにお世話になって非常に実りの多いリサーチとなりました。

関係していただいた方々、ありがとうございました!