カテゴリー: S-AIR AWARD (派遣プログラム)

竹内公太AIR報告会

アフターAIRシリーズと題し、AIRを経たアーティストにその経験や変化について話してもらう企画です。

昨年S-AIRがイギリスに派遣した、竹内公太さんを福島からお招きして、トークイベントを開催しました。

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内容は、アーツ・カタリストでの滞在制作、リサーチのお話。
また、竹内さんの過去作品や、福島第一原発を扱った作品や現在の福島の状況などについてもお話いただきました。

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奇しくも3/11が開催日となり、たくさんの方々にお越しいただきました。

ウォーレンとジェームスとは、ロンドン滞在時にアーツカタリストで話をしているようです。

この後二人は福島へ行って、現地にお住まいの竹内さんにいわき市などを案内していただく予定です。

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S-AIR Award: ルーマニアレジデンス派遣プログラム最終選考の結果

今回のS-AIRアワードは、非常に多くの申請をいただきました。あまりに多くの素晴らしい申請があったために、現地での選考が想像以上に長時間に渡ったとのことで、1日遅れての発表となりましたこと、お詫び申し上げます。

以下、選考の結果をお知らせ致します。コメントは、現地キュレーターのアンカ・ミヒュレット氏によるものです。
また、下記で選出された作家の皆さんには後ほどご連絡させていただきます。


■道内枠
Rie Kawakami

〈次点〉
1. Chiasa Murakami
2. Yuya Suzuki

作家がどのように与えられた文脈の中で様々な素材を扱っているか、またその環境にどのように呼応し、作家自身のビジョンを提示することが可能かが判断の基準となりました。
■国内枠
Tetsuro Kano

〈次点〉
1. Ryo Shimizu
2. Ami Yamasaki

展示の現場を見ることなく、発表場所であるGusterita Churchの状況を解釈し、その環境をどのような空間にするか提示できていたことが、選出の一番の決め手となりました。教会のある地域と作家のコンセプトがうまく結びついて、その場がどのように機能するかを理解できていることが重要であると考えました。
※最後に、今回いただいた申請はすべて優れたものばかりでした。
中には、ブルーケンタール基金が提示できる限られた条件の中では実現可能が難しいものもあり、残念ながら選出されなかった申請もあります。申請いただいた作家の皆さん、ありがとうございました。

S-AIR Award: ルーマニアレジデンス派遣プログラム

S-AIRアワード(アーティスト海外派遣プログラム)募集要項日本語版
募集要項

※ 本日12月18日(水)このブログで発表予定の選考結果ですが、現地での選考会議が長引いているため、念のため発表を明日の昼12時とさせていただきます。ご迷惑おかけいたしますが、明日の正午以降にもう一度ご確認ください。

応募締切

2013年12月9日(月) 日本時間午前10:00 必着
オンラインにて上記締切時到着分まで受け付けます。この日時を過ぎて到着した応募用紙は受付しません。応募用紙、資料に不備のある場合、応募方法が守られていない場合、応募は無効となります。応募書類は必ず英語で作成してください。
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NPO法人S-AIRとSamuel von Brukenthal Foundationでは、ルーマニア・シビウ市でのレジデンスプログラムに参加するアーティストを公募します(道内枠1名、国内枠1名)。
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ルーマニア・シビウで滞在制作を行い、地元キュレーターのアンカ・ミヒュレットとプロジェクトを進めながら展覧会で作品を発表、また地元作家等とのネットワークや対話を通して、現在急速に発展しつつある東欧アートシーンを知ることができる機会となります。

参加アーティストは、滞在期間中に現地で作品を制作、滞在制作の最後に、Gusterita Church(写真参照)にて展覧会として発表していただきます。また、帰国後には札幌市内で報告会を行っていただくことが条件です。

派遣条件

※下記内容をご了解のうえご応募ください
〈滞在期間〉 約1ヶ月間(2014月3月10日~4月13日の間)※変更は要相談
〈募集枠〉 計2名(道内枠1名、全国枠1名)
〈申請資格〉
日本国籍を有し、自立して活動することが可能な方が募集の対象です。基礎的な英語でのコミュニケーションが可能で、現地市民との交流・相互作用を築ける方。年齢、性別不問。
道内枠については、北海道在住または北海道を拠点に活動するアーティストに限る。
主催者は保険契約を実施しませんので、各自で旅行者保険および傷害保険契約を実施することが条件です。万が一、レジデンスプログラムを終えることができなかった場合は、下記助成は無効となり、滞在費等係る費用すべては各自ご負担いただきます。
渡航中の事故や病気等のための旅行者保険および傷害保険等の保険に必ず入ることが条件です(自己負担)。健康状態の悪化等やその他の理由で、レジデンスプログラムを終えることができなかった場合は、この助成は無効となり、滞在費等係る費用はすべて各自でご負担いただきます。
〈募集分野〉
サイト・スペシフィック作品、映像作品の分野が選考において優位になりますが、特定の展示場所の条件やその社会的文脈等を理解し、発想を得た作品を制作できるアーティストであればどなたでも応募可能です。
〈発表・報告について〉
レジデンスを終えて帰国後、S-AIRと相談の上、札幌市内でレジデンスで体験したことを報告会として発表していただきます。尚、その際の札幌までの国内渡航費は助成の対象にはなりません。
〈助成内容〉
・ 渡航費 日本からルーマニアまでの往復航空費 (受入れ先機関が購入)
合計1,000ユーロ(13万円程度)までの下記費用 ・ 滞在費(日当)
・ 制作費  ※支給の際には領収書との交換になりますので、領収書は必ず保管し、担当者に渡してください。

その他のサポート

・ 宿泊施設 ※それぞれ個人の部屋に滞在
・ スタジオシェア ※展示場所であるGusterita Churchの近くにある古い小学校校舎を使用、インターネットあり

応募方法

下記リンクより申請ファイルをダウンロードしてください。
Application Guide:
https://sairblog.files.wordpress.com/2013/11/201403_award_guideline_a.pdf  (PDF file)
Application Forms:
https://sairblog.files.wordpress.com/2013/11/201403_award_form.pdf  (PDF file)
https://sairblog.files.wordpress.com/2013/11/201403_award_form.docx  (Word .docx file)
https://sairblog.files.wordpress.com/2013/11/201403_award_form.doc  (Word .doc file)
申請先メールアドレス info@s-air.org
申請の際は、くれぐれも、申請書類データをメールに直接添付せず、無料オンラインサーバー(Dropboxwetransfer.com等)を利用するなどして応募してください。そして、申請データをダウンロードできるリンクと一緒に、件名にご自身の名前を明記の上、上記アドレスに送信してください。

申請書類

※書類はすべて英語での提出
1. 記入済み申請書(PDF/Wordファイル、A4サイズ)
2. 履歴書/CV(PDF/Wordファイル、A4サイズ)
展覧会経歴、学歴なども忘れずに記載してください。この申請で記載されている情報は、広報等の際に使用させていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。
3. ポートフォリオ(PDF、A4、6ページ以内)&映像作品または作品を記録したビデオファイル(AVI/WMV/Quicktime、計500MB以下)
代表する主な5点の作品を紹介するポートフォリオPDFファイル、また、その作品のデータ(映像作品の場合はそのデータ)または作品を記録したデータ(パフォーマンスの場合は、その模様を記録した写真・映像等のデータ)を、AVI、WMV、Quicktimeフォーマットで書き出し、他の申請書類と一緒にオンライン上(DropboxやWeTransfer等可)にあげてください。
4. ポートレート写真(JPEG、500ピクセル以上)
肩から上のJPEGデータ写真

選考日程

最終選考は、受入れ先であるBrukenthal Foundationが行います。結果については、決定次第メールでのご連絡、S-AIRブログでの発表は12月18日(水)を予定しております。
S-AIR ブログ https://sairblog.wordpress.com/category/sibiu/

関連団体について

NPO S-AIR
特定非営利活動法人エスエア

NPO法人S-AIRは、1999年度より文化庁などの補助金を受けて北海道でアーティスト・イン・レジデンス(AIR)事業を開始しました。NPO法人となった2004年度以降は、ICC(さっぽろ産業振興財団、インタークロス・クリエイティブ・センター)との共催でAIR事業を継続し、特に近年の創造拠点交流事業では、国内外のアートセンターやアーティストとのネットワークを形成しています。2011年度からは、新たに文化庁より補助金を受け、「FRONTIER」という新たな招へいプログラムを開始しました。
S-AIR AWARD(制作活動助成プログラム)は、当初札幌のアーティスト・クリエーターの支援を目的として海外へ派遣する事業として2006年度より開始、2011年度は地元だけではなく全国からアーティストの選出も試みました。毎年若手アーティスト、クリエーターを海外のレジデンス・プログラムなどへ派遣するコーディネートを行っています。

Samuel von Brukenthal Foundation and the National Brukenthal Museum
ブルケンタール国立博物館・現代アート部門

サミュエル・フォン・ブルケンタール男爵(1721-1803)が、18世紀末に設立した南東ヨーロッパで一番古い博物館(ミュージアム)。ブルケンタール邸にある美術館と古書の図書館、旧市役所の建物にある歴史博物館、16世紀建築の薬剤師店の建物にある薬局博物館、自然史博物館、武器とハンティングトロフィーの博物館から成る。現代アート部門は2007年に正式に新設された。

キュレーターについて

アンカ・ミヒュレット
ルーマニアのシビウとブカレストを拠点に活動するインディペンデント・キュレーター。知識、歴史、余白、ランドスケープ等を題材にした、アーティストの制作をサポートしている。2011年からは、キュレーションの様々な文脈を理論的に問うべく、様々な研究プログラムやレジデンスに参加。2006年から13年まで、ブルケンタール国立博物館、現代アート部門のキュレーションをリヴィアナ・ダンと担当し、2010年には、ヨーロッパ5都市の美術館を結ぶキュレーターズ・ネットワークを共同創設する。2013年ベネチアビエンナーレでのルーマニア館担当キュレーターのひとり。

お問い合わせ

特定非営利活動法人 S-AIR(エスエア)
060-0906 札幌市東区北6条東2丁目2-10 3F-A
011-299-1883 | info@s-air.org | www.s-air.org

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Application Guideline
S-AIR Award:
Residency at the Samuel von Brukenthal Foundation (Romania)

Call for Applications
Deadline: Monday 9 December 2013 at 10am (JST)

Late or incomplete applications will not be considered.
NPO S-AIR and the Samuel von Brukenthal Foundation are offering residency opportunities in Sibiu, Romania – one place for one artist from Hokkaido and one artist from Japan.
NPO S-AIR and the Samuel von Brukenthal Foundation are offering residency opportunities in Sibiu, Romania – one place for one artist from Hokkaido and one artist from Japan.
The successful candidates will have an opportunity to learn about Sibiu as well as Romania and a chance to work on an exhibition with Anca Mihulet, a local independent curator, as well as to establish networks and dialogues between Romanian artists.
The candidates will be expected to produce new works and will be encouraged to experiment in their own field. The artists will be asked to have an exhibition together at the end of the residency in and at the site of Gusterita Church (see pictures below). The successful candidates will also be required to share their experience in a form of a lecture or a presentation in Sapporo after they completed their residency.

Conditions and Requirements

Term of the Residency
From 10 March – 13 April 2014
2 places available to 1 Hokkaido artist and 1 Japanese artist
Eligibility
This opportunity is open to Japanese artists. Applicants must hold Japanese nationality, and are able to exercise a degree of autonomy and self-reliance. The successful candidate must have desire and ability to communicate and interact with local citizens in English or in local language.
In regards to travel and health insurance this will be the responsibility of the artist. In the situation where the artist is unable to complete the residency for medical reasons then the contract will be waived.
Areas of Practice
Artists who can work in site-specific installations and video would be an advantage. They should be able to resonate, respond and take inspirations from specific situations as well as diverse social context of the site.
Result Report
The artist is required to share their experience in a form of a lecture or a presentation in Sapporo after the completion of his/her residency in Sapporo. Please note: if you are travelling to Sapporo from elsewhere, the travel fee will not be covered by this grant.

Support

• Travel fees (Return airfare from Japan to Romania)
*The tickets will be obtained by the hosting programme
A total of 1,000 euro to cover:
• Per Diem
• Production Fee
*The fee will only be reimbursed in exchange with receipts – please make sure to keep all the necessary receipts
The following will also be provided:
• Private accommodation
• Shared working space with internet access in an old school near Gusterita Church, the exhibition site

How to submit

Download Application Form and Guideline, which are available in PDF and Word format, from the following link:  
Application Guide:
https://sairblog.files.wordpress.com/2013/11/201403_award_guideline_a.pdf
Application Forms:
https://sairblog.files.wordpress.com/2013/11/201403_award_form.pdf (PDF file)
https://sairblog.files.wordpress.com/2013/11/201403_award_form.docx (Word .docx file)
https://sairblog.files.wordpress.com/2013/11/201403_award_form.doc (Word .doc file)
Include YOUR NAME in the subject line and send your data through online storage services such as Dropbox or wetransfer.com. DO NOT SEND THE DATA DIRECTLY, just send LINKS to the server where your data is stored.
Fill in the form and email the link(s) to your application data:  info@s-air.org

You will need to provide all of the following:
(All materials should be provided in English)

1. Completed Application Form (PDF or Word, A4)
2. Resume/CV (PDF or Word, A4)
Exhibition record as well as your educational background should be included. Please note that the information provided in the application may be used to promote and document the programme, which may be released to the public and shown in print and online.
3. Portfolio (PDF, A4, no more than 6 pages) & video works and/or documentation (AVI, WMV or Quicktime, up to 500mb in total)
A PDF portfolio introducing 5 major works or projects that you have produced or initiated including some descriptions, and upload your video work/documentation in AVI, WMV or Quicktime format as downloadable data online together with other application documents. If you don’t have online storage, use free online storage services such as Dropbox or wetransfer.com.
4. Portrait (jpeg, 500px min)
A photograph of yourself, above shoulder
Selection Schedule
Brukenthal Foundation will make the final selection of the artist. The candidates will be contacted shortly after the selection, and we are planning to announce the selected artists on S-AIR blog on Wednesday 18th December 2013. Only the shortlisted artists will be contacted.
S-AIR Blog: https://sairblog.wordpress.com/category/sibiu/

About the Organisations and the Curator

NPO S-AIR

NPO S-AIR was established in 1999 with partial funding by The Agency for Cultural Affairs, to run an artist-in-residence programme in Sapporo, Japan. Since it was approved to be a non-profit organisation in 2004, S-AIR started a collaborative residency project with ICC, in which we have been building networks with Japanese and international artists as well as art institutions in Japan and overseas. S-AIR has hosted 77 participants in total from 32 countries over the period of 13 years (by March 2013).
Alongside of hosting international artists in Sapporo, the S-AIR AWARD was set up in 2006 to offer residency opportunities for local artists to live and produce art work abroad using the network that S-AIR had been building up. In 2011, the award was also open for a non-local artist.

Samuel von Brukenthal Foundation and the National Brukenthal Museum

Samuel von Brukenthal (1721– 1803) was the Habsburg governor of the Grand Principality of Transylvania between 1774 and 1787. He was a baron of the Holy Roman Empire, and personal adviser of Empress Maria Theresa. A passionate art collector, he built a palace in Sibiu, where in 1817 was arranged, according to his will, the first public museum in southeastern Europe.
The Contemporary Art Gallery of the National Brukenthal Museum represented an important position in the area of promotional activities of contemporary Romanian art, representing a strong alternative to the unique trend set up by the National Contemporary Art Museum in Bucharest, being public oriented and envisaging a highly free and innovative selection of works.

Anca Mihulet (Independent Curator)

Anca Mihuleţ is a freelance curator based in Sibiu and Bucharest (RO). As a curator, Mihuleţ has been supporting young Romanian artists to research on topics such as the implications of knowledge, history, margins or landscape, and produce new works of art that talk about these issues. Since 2011, Mihuleţ has been participating in several fellowhips and residencies as she was interested in questioning and theorizing various curatorial contexts. Between 2006 and 2013, together with Liviana Dan, Mihuleţ curated exhibition programs of the The Contemporary Art Gallery of the Brukenthal National Museum in Sibiu. She is also a founding member of the Curators’ Network, a mobile curatorial network between five institutions across Europe, which was set up in 2010. In 2013, Mihuleţ curated one of the two Romanian Pavilions at the 55th edition of the Venice Biennale.

Enquiries

NPO S-AIR
3F-A, North 6 East 2-2-10, Higashi Ward, Sapporo, 060-0906 JAPAN
Tel +81 11 299 1883 | info@s-air.org | www.s-air.org

東方悠平さんNZレジデンス報告会&ルーマニア派遣プログラム説明会

今年4〜5月の2か月間、S-AIRアワードでニュージーランドオークランド市にあるUnitec Institute of Technologyでのレジデンスプログラムに参加したアーティスト、東方悠平さんの報告会を行います。

そして、今年度S-AIRアワードのもうひとつのプログラムとして近日中に募集の情報公開を予定している、ブルケンタール国立博物館現代アート部門への派遣プログラムについての説明会もあわせて行います。

東方悠平さんNZレジデンス報告会&ルーマニア派遣プログラム説明会
日時 2013年9月24日(火) 20:00~22:00
会場 OYOYO
札幌市中央区南1条西6丁目 第2三谷ビル 6階
※東急ハンズの西2軒隣のビル
入場料 無料(1ドリンクオーダー)
主催  OYOYOゼミ 特定非営利活動法人S-AIR

〈アーティストについて〉
東方悠平
http://higashikata.com
1982年生まれ、北海道出身。筑波大学大学院修士課程芸術研究科総合造形コース修了後、個展をはじめ全国の展覧会に参加。2010年に『岡本太郎現代芸術賞』に入選したほか、2011年には『神戸ビエンナーレ』の『しつらいアート国際コンンペディション』で奨励賞に輝いている。
誰もが知っているイメージをモチーフにユーモアを交えた組み合わせの作品を制作、鉄で出来た巨大なキュウリとナスの精霊馬をメリーゴーランドの回転盤に乗せた『夏の日の0815』や、遮断機の棒を剣道の竹刀に見立てた『crossing侍in藤沢』などユニークな作品を発表している。
2013年4月から2ヶ月間、S-AIRアワードで、ニュージーランドオークランド市の大学Unitecでのレジデンスに参加。同大学主催映画祭の審査員を務める。

〈S-AIRアワードについて〉
http://www.s-air.org/s-air_award.html
「S-AIRアワード」は、札幌を拠点とするNPO法人S-AIR(エスエア)が才能ある道内のアーティストやクリエーターに、国内外の提携機関へ派遣、充実した滞在制作の機会を提供し、その活動を支援することを目的として設立されました。


《お問い合わせ》
特定非営利活動法人 S-AIR(エスエア)
http://www.s-air.org
060-0906 札幌市東区北6条東2丁目2-10 3F-A
011-299-1883
info@s-air.org

Unitecに滞在していた東方さんより最終レポート!

NZに5月末まで滞在していた東方さん、掲載が遅れてしまいましたが、とても充実した滞在だったようです。下記は、東方さんからの最後のレポートです。現在札幌で滞在中のマットにもオークランドで会ってきたそうです。

後日、東方さんのレジデンス報告会を札幌市内で行う予定です。どうぞお楽しみに!

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こんにちは、東方です。

先日は映像制作のための美術スタッフをしているBrentに、撮影用の小物をレンタルしているお店へ連れて行ってもらいました。
新旧ジャンル問わず、脈絡もなく何だかイイ感じの“モノ”が店内いっぱいに上から下まで詰め込まれていて、まるで引っ越し前の僕の部屋のようです。
2013:04:24 - 3

2013:04:24 - 2

2013:04:24 - 1

UNITECでは舞台美術の制作を指導している彼に頼んで、僕も大学のスタジオで自分の作品のための作業を始めています。
かなり散らかったスペースですが、その分気楽に作業ができています。
なかなか面白い作品ができそうです。

2013:04:24 - 5

2013:04:24 - 4

同じスタジオで学生たちも、舞台用の小道具などを制作しています。
余談ですが、ニュージーランドの映像制作会社は総じて技術が非常に高く、国をあげてのサポートも様々あるようで、映画やCM撮影のロケ地としてもよく使われています。
ロードオブザリング、ラストサムライ、どろろ、アバターやピアノレッスンなどあげるとキリがありません。
ちょっと市外へ出るだけで、様々な種類の自然の風景が見られます。

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週末に旅行した郊外の草原では、羊たちの間から今にもトム・クルーズが駆けてきそうな風景に、思わず僕のサムライ魂が震えました。

NZ滞在中の東方悠平さんより②

現在オークランドUnitecに滞在中の東方さんですが、今回のレジデンスのタスクのひとつとして、受入れ先のUnitecが主催する主に学生を対象とした国際短編映画祭の審査員を努めることでした。
UniShorts
http://unishorts.unitec.ac.nz
高校生部門もあるようで、若いうちからこういった機会があると創造性も拡がりますね。

以下、オークランド滞在中の東方さんからのレポートその2です。
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こんにちは、東方です。
一日の寒暖の差が激しくて、明け方や夜は寒くて目が覚めることがたまにあります。僕のいる北島では、山以外で雪はほとんど降らないので、家の作りがアバウトなのかもしれません。
そういえば東京の冬も、特に室内で寒さを感じますね。
クライストチャーチなどの観光地のある南島だと、冬(6~9月頃)には雪が見られるみたいです。

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この北島には先住民族であるマオリ人がたくさん住んでいたり、その所縁の場所がたくさんあります。彼らが最初にこの島へカヌーで渡って来た話や、その後移住して来たヨーロッパ人との関わりについての話は、歴史や地理のスケールがずいぶんと壮大で、とても面白いです。

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現在では近代化や混血も進んでいるので、マオリ語の話せない二世や三世も多く、文化の継承はなかなか難しい課題のようです。
ただ、有名なラグビーチーム、オールブラックスが試合の前に踊るハカや、つい先日は、議会で同性結婚を認める法案が可決された際に、傍聴席からポカレカレ アナというマオリ語のラブソングが歌われて話題になったりもしました。
この国ががマオリの文化を大切に考えていて、守ろうとしている姿勢を感じる場面は多々あります。

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僕のいるUNITECでも、マオリ文化を保護したり、研究したりしている機関があります。その施設が大学の敷地内に一つあって、マオリの集会所を模して作られています。
建物の随所で見られる彼らの工芸技術などがとても興味深いのですが、新しく建てられたばかりのこの建物はライトアップ演出がやや過剰で、キング・ムーじゃないんだから、、、と思わず一言ぼやいてしまいました。

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また、先日はUNITECが主催するショートフィルム・フェスティバルでExperimental部門の審査員を務めました。
ここでもマオリ文化を扱った作品がいくつかありました。
二日間に渡る映画祭で、色々な国からの出品があったので、国によっての作品性の違いなども見られて面白かったです。

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