作者別: kyokosair

S-AIR AWARD: ポートランドへの派遣作家決定

平成30年度S-AIR AWARD アメリカ合衆国ポートランドEnd of Summerへの派遣は、下記のアーティストに決定となりました。ご応募いただいた皆様、ありがとうございました。

小林知世
Chisei Kobayashi

 

■End of Summer より、小林さん選出にあたってのコメント

小林さんは、アーティストとしての経歴はまだ始まったばかりだが、彼女が描くひとつひとつの絵画作品が、これまでの画家たちが挑んできたことに頼るだけではなく、自分なりの絵画のアプローチを探しているような、実験的な感性を持っているように感じた。同時に、総体的に形式的一貫性があり、美術表現を理解し、方向性もしっかりと持っている。方向性をしっかり持ちながらも、制作の方法に関しては実験的であるという、バランスがある。申請書には、自分の活動の外の世界にも興味を持っているように見受けられた。小林さんは、アート作品と鑑賞者のつながり、アーティストとコミュニティとの関係、またそれが札幌と国内のほかの地域、そしてアメリカとどう異なるのかを探ることに興味を持っているように見受けられた。

 

※今回ご応募くださった皆様、今後も海外でのレジデンスの機会を可能な限りつくって参りたいと思いますので、その際は是非またご応募いただけましたら幸いです。ありがとうございました。

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※応募終了 ポートランドでのレジデンシー参加アーティスト募集(札幌市拠点の方対象)

※この応募は締め切りました

NPO法人S-AIRでは、End of Summerとの連携により、札幌の姉妹都市であるポートランドでのレジデンシーへの参加アーティストを募集します。

◆応募締切 6/22(金)
最終選考で選ばれた方には6/29(金)までにご連絡する予定です。

◆滞在期間・条件
2018年8月1日〜31日(4週間)
・航空賃、宿泊スペース、スタジオ・スペースが提供されます。
・基本的に生活費や材料費等は自己負担となります。
・ポートランドに到着する前までに、旅行保険に加入することが必要です。

◆参加資格
・札幌市内を拠点とするアーティスト(美術を学ぶ学生も可)
・スタジオに籠もって制作するのではなく、積極的にポートランドの地元のコミュニティーと交流することに関心があり、自立して活動できる方。
・帰国後に札幌市内で報告会を行っていただきます。

◆選考のポイント
ポートランドの地元のコミュニティーと積極的に交流し、自立して活動できること。作風や活動はどのようなかたちでもでも構いませんが、一番優先されるのは、批評的に関心を持っていることや野心ある意図を持っているかということです。

◆応募方法
すべての書類(A4)をひとつのPDFにまとめて、無料のオンラインサーバー等を利用し、書類を送信してください。書類提出は、英語でも日本語でも構いません。
(ひとつのPDF書類としての提出が難しい場合は、わかりやすく書類をまとめ、zip形式でひとつのファイルとして圧縮して送信してください。)

プログラムの内容については、End of Summer(EoS)のHPをよくご覧の上、ご応募ください。

(1) — 連絡先
氏名、Eメールアドレス、住所、HP・ブログ・SNS等

(2) —活動経歴
最新の活動経歴書

(3) — 作品画像・リスト
・作品画像(高解像度)6点 ※1頁につき画像1点
・上記で選んだ作品のリスト(解説を含む)
※動画の場合:ビデオファイルを、VimeoまたはYouTubeにアップロードの上、リンクをサンプルのリストに記入してください。

(4) — 自己紹介と応募の目的を記したレター (A4 2ページ以内)
応募者の経歴とこれまでの活動、応募動機・目的、「エンド・オブ・サマー」のプログラムのどのようなところに関心があるか、を明記してください。
また、今回レジデンスに参加することにより、今後この機会をどのように活用したいか、そして、計画しているプロジェクトがあれば記載してください。

◆申請先
件名「2018 S-AIR/EoS 申請書 〈ご自身の名前〉」と明記の上、下記アドレスまで申請してください。※End of Summerには直接申請しても無効となります。

submission@s-air.org

 

◆お問い合わせ
特定非営利活動法人S-AIR(エスエア)
060-0032 札幌市中央区北2条東15丁目26ー28 なえぼのアートスタジオ内2F
011-299-1883 | info@s-air.org | www.s-air.org

 

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◆関連団体について
End of Summer
http://www.end-of-summer.org/about/
オレゴン州ポートランド南西部にある「イエール・ユニオン」のコンテンポラリー・アート・センターの建物を拠点に行われる、異文化交流のアート・プログラム。毎年夏に、日本人の新進アーティストたちがポートランドに滞在し、一般公開されるレクチャーやプレゼンテーションといったイベントで構成される。

ポートランドは、日本との文化的な絆、コミュニティーに根ざした価値観、ダイナミックな芸術活動が息づく都市。コンテンポラリー・アートを通じて、アメリカの太平洋岸北西部と日本とを結び、対話を重ねていくことを目的としたプログラムを実施することで、プログラムの参加者は、レジデンシーを通し、ポートランドという環境を存分に活用し、クリエイティブな探求と国際的なつながりを養うことができる。

 

特定非営利活動法人 S-AIR
http://www.s-air.org/

NPO法人S-AIRは、民間有志中心に1999年度より北海道でアーティスト・イン・レジデンス(AIR)事業を中心に活動を開始し、2005年にNPO法人となる。レジデンス事業を通して、世界と地域をつなぎ、国内外に独自のネットワークを構築していることが評価され、2008年国際交流基金地球市民賞受賞。
これまでに、36の国や地域から96名のアーティストやキュレーターを招へい、滞在制作のサポートを行うほか、2006年からは「S-AIR AWARD(制作活動助成プログラム)」として連携団体への派遣事業を開始し、2017年度までに計17名のアーティストの派遣実績がある。

ジェレミー・ハッチソン歓迎会トーク&ディスカッション

平成29年度冬季プログラム二人目は、ロンドンのアーツ・カタリストとの連携により、ジェレミー・ハッチソンを招へいします(3月23日まで滞在)。

ハッチソンは、場所や状況に応じたシチュエーショナル・パフォーマンスを行うアーティストで、これまでセネガル、パレスチナ、インド、中国など、様々な国や地域でプロジェクトを行っています。
札幌での一ヶ月の滞在では、「仕事文化」について調査し、制作を行う予定です。

今週金曜日に、歓迎会を兼ねたアーティスト・トークを行います。そして、北海道大学大学院のスザンネ・クリーンさんもお招きし、ディスカッションも開催します。カジュアルな会となりますので、たくさんの方に交流いただけたら幸いです。是非お誘い合わせの上お越しください。

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Jeremy Hutchison, fabrications2013-16

 

3月2日(金)19:00〜
▼場所 なえぼのアートスタジオ 2F S-AIR事務所(中央区北2条東15丁目26-28)
http://www.naebono.com/access
https://goo.gl/maps/EYgZgS6sBQ42
※お車でお越しの際は、なえぼのアートスタジオ前の駐車場ではなく近隣の駐車場をご利用ください
▼参加費 無料 ※食べ物・飲み物の持ち寄り制(飲み物、少しの軽食は用意いたします。)

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Jeremy Hutchison

ジェレミー・ハッチソン

Jeremy Hutchison, fabrications, 2013-16

 

 

 

 

シチュエーショナル(ある状況に応じた)パフォーマンスを行うアーティスト。製造と消費の場で、工場の従業員、移民労働者、オンライン・ワーカー、求職者などと協働し、人間という存在を限定させる構造について探る。グローバル資本によって生み出された人間の関係性は、どのような不公平をもたらすのか?消費者製品が、搾取的な物質本位の構造を象徴づけるものとしてどのように機能するだろうか?作品制作の行程の中で、それぞれの文脈がひとつの舞台となり、道理がつくられるメタファーとなる。ある意味、これらのプロジェクトは、不確かな自由のためのリハーサルのようなもの。
大学で言語学を学んだ後、UCLスレード・スクール・オブ・ファイン・アートにて修士課程修了。近年ニューヨークのホイットニー・インディペンデント・スタディー・プログラムに参加。
http://www.jeremyhutchison.com/index.html

Jeremy Hutchison
(b. 1979, London) works with situational performance. Operating in sites of production and consumption, he collaborates with factory employees, migrant labourers, online workers and job-seekers to examine the structures that limit human existence. How are unequal human relations constructed by global capital? How do consumer products function as portraits of exploitative material structures? In the process of developing these works, each context becomes a stage; a metaphor for the production of reason. To some extent, his projects are rehearsals for an uncertain kind of freedom.
Having studied linguistics he received a distinction from the Slade School of Fine Art. He was recently a member of the Whitney Independent Study Program in New York.
http://www.jeremyhutchison.com/

上海Office 339より、Liu Yiを迎えて

平成29年度冬季プログラムの一人目として、上海Office 339との連携により、アーティストのリュー・イーを招へいします(2月27日まで滞在)。Office 339との連携は、2010年にChen Hangfeng石倉美萌菜さんのエクスチェンジを行って以来です。

リュー・イーは、上海の美大でパブリック・アートを教えながら、アートやデザインの分野で自らの作品の制作やキュレーションを行うなど、とても幅広い活動をしているアーティストです。

1/26(金)にnaebono art studio にて歓迎会を行います。彼のこれまでの活動の紹介しながら、たくさんの方と交流していただければ幸いです。

1月26日(金)19:00〜
▼場所 naebono 2F S-AIR事務所(中央区北2条東15丁目26-28)
http://www.naebono.com/access
https://goo.gl/maps/EYgZgS6sBQ42
※お車でお越しの際は、naebono前の駐車場ではなく近隣の駐車場をご利用ください
▼参加費 無料 ※食べ物・飲み物の持ち寄り制(飲み物、少しの軽食は用意いたします。)

 

The Song of Störtebecker, 2015

 

◆招へいアーティスト

リュー・イー(刘毅) | Liu Yi

アート、デザイン、教育、プロモーションの分野で活動する。上海視覚芸術学院パブリックアート学科の主任教員、上海デザイナー協会ディレクター、61CREATIVEスタジオの設立者でもある。パブリックアート、マルチメディア、インスタレーション、立体作品そして家具や視覚デザインまで、様々な分野に渡った活動を行い、作品は、世界中のアートやデザインの展覧会で紹介されている。2010年上海万博センターでのスカルプチャーデザイン・プロジェクトのエグゼクティブ・ディレクター、2013年北欧・中国アートフェスティバルのシニア・コンサルタント、デザイン上海「Shanghai: Re-design」エグゼクティブ・キュレーター、照明フェスティバル2015「Lumiére China」キュレーター、2016年上海アート&デザイン展「Design Fuelling Station」と「Local Design Beat」キュレーター、上海プロジェクトにおけるパブリック・アート研究員を務める。

主な作品に、Vein (上海ワールド・フィナンシャル・センター)、Seed Planet (上海世紀公園)、Snake Pavilion (上海新天地)、Echo Wall (上海虹橋天地 [THE HUB])、Hey, Human! (深圳香港アートセンター)、Community Fantasy (上海虹橋天地 [THE HUB])、Mobile Phone Drawing Series(ゲーテ・インスティトゥート上海文化教育課)がある。

http://www.61creative.com

 

◆連携団体

office339(上海)

中国・上海を拠点に、文化・エンターテイメントに特化したプロデュース会社。2006年に鳥本健太(CEO)によって設立され、以後、現代アートを軸に領域を横断し文化的価値を創造するプロジェクトをアジア地域で実施している。
2013年より「山下智博」をプロデュースし、中国でのオンライン動画コンテンツの制作・配信を開始。娯楽番組「绅士大概一分钟」やネットドラマ「日本屌丝」などを成功させ、中国の若者から熱狂的な支持を得る。
日本・中国の多様な才能を巻き込みながら、リアルからネット、アートからエンターテイメントまで、強いオリジナリティを持った表現を追求する。

http://www.office339.jp

 

S-AIR Exchange Programme 2017 冬季プログラム
主催 特定非営利活動法人S-AIR
助成 平成29年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業
札幌市さぽーとほっと基金助成事業
協力 Office339  さっぽろ天神山アートスタジオ  なえぼのアートスタジオ

Liu Yi

リュー・イー(刘毅) | Liu Yi

The Song of Störtebecker, 2015

アート、デザイン、教育、プロモーションの分野で活動する。上海視覚芸術学院パブリックアート学科の主任教員、上海デザイナー協会ディレクター、61CREATIVEスタジオの設立者でもある。パブリックアート、マルチメディア、インスタレーション、立体作品そして家具や視覚デザインまで、様々な分野に渡った活動を行い、作品は、世界中のアートやデザインの展覧会で紹介されている。2010年上海万博センターでのスカルプチャーデザイン・プロジェクトのエグゼクティブ・ディレクター、2013年北欧・中国アートフェスティバルのシニア・コンサルタント、デザイン上海「Shanghai: Re-design」エグゼクティブ・キュレーター、照明フェスティバル2015「Lumiére China」キュレーター、2016年上海アート&デザイン展「Design Fuelling Station」と「Local Design Beat」キュレーター、上海プロジェクトにおけるパブリック・アート研究員を務める。
主な作品に、Vein (上海ワールド・フィナンシャル・センター)、Seed Planet (上海世紀公園)、Snake Pavilion (上海新天地)、Echo Wall (上海虹橋天地 [THE HUB])、Hey, Human! (深圳香港アートセンター)、Community Fantasy (上海虹橋天地 [THE HUB])、Mobile Phone Drawing Series(ゲーテ・インスティトゥート上海文化教育課)がある。

http://www.61creative.com

 

▼連携団体
Office 339(上海)
中国・上海を拠点に、文化・エンターテイメントに特化したプロデュース会社。2006年に鳥本健太(CEO)によって設立され、以後、現代アートを軸に領域を横断し文化的価値を創造するプロジェクトをアジア地域で実施している。
2013年より「山下智博」をプロデュースし、中国でのオンライン動画コンテンツの制作・配信を開始。娯楽番組「绅士大概一分钟」やネットドラマ「日本屌丝」などを成功させ、中国の若者から熱狂的な支持を得る。
日本・中国の多様な才能を巻き込みながら、リアルからネット、アートからエンターテイメントまで、強いオリジナリティを持った表現を追求する。
http://www.office339.jp

 

S-AIR Exchange Programme 2017 冬季プログラム
主催 特定非営利活動法人S-AIR
助成 文化庁 平成29年度アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業
協力 Office 339、さっぽろ天神山アートスタジオ

Chang Yoong Chia

ヨンチア・チャン | Chang Yoong Chia

マレーシアの美術大学で絵画を学び、国内、海外での展覧会に多く参加している。民族や宗教、歴史が複雑に混ざりあったマレーシアという場所自体や、そこで生きる個人の物語を扱い、絵画や刺繍、コラージュなどで作品化している。2005年に開催された「第三回 福岡アジアトリエンナーレ」で「キルト・オブ・デッド」を発表した他、2008年にはJENESYS programmeによりS-AIRで滞在制作を行った。2013年には横浜美術館、熊本美術館での企画展に参加したり、近年はフランス、インド、シンガポールで展覧会に参加したりするなど、国際的に活躍している。

http://www.changyoongchia.com/

 

●2008年度、2016年度 滞在

2016年度連携団体 Rimbun Dahan, Run Amok Gallery

 

Warren Harper&James Ravinet

ウォレン・ハーパー | Warren Harper

主にアーティストとの協同による長期プロジェクトを展開し形にする、キュレーター/リサーチャー。キュレーターとしての最新のプロジェクトは、ジェームス・ラヴィネットとのMigrating Origins (2014) 、ジョナサン・ウェストンとのDigital Voices (2015) 、ショーン・C・バドハムとのMORNING (2016)、ステファニー・サットンとのエセックス・アーキテクチャー・ウィークエンドでのトークプログラムがある。YoHa、Critical Art Ensemble、アーツ・カタリストのコミッションによる、「Wrecked on the Intertidal Zone」のためのリサーチや、フォーカル・ポイント・ギャラリーの主導によるRadical Essex プログラムのためのモダニスト建築に関するリサーチも担当。現在は、アーティストのジェームス・ラヴィネットと共に、核をめぐる文化に関する長期プロジェクトに取り組んでいる。以前は、エセックス州サウスエンド市のTAP(Temporary Arts Project) でアシスタント・ディレクターを勤めた。

www.warrenharper.info

 

ジェームス・ラヴィネット | James Ravinet

アーティスト、キュレーターとして活動し、領域横断的な共同活動の方法、著作者は誰なのかという認識を揺るがすことに関心がある。2016年ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのMoving Image Programmeを修了し、アーティストとしては、The Old Waterworks (2016)、Royal College of Art (2016)、Jerwood Space (2016)、Firstsite (2015)、Dyson Gallery (2015)、Light Eye Mind (2013)等、ロンドンやコルチェスターのギャラリーで展覧会を開催している。これまで手がけたキュレーションは、ウォレン・ハーパーとのMigrating Origins (2014)がある。現在サウスエンド・オン・シーのフォーカル・ポイント・ギャラリーで、オフサイトプロジェクトのアシスタント・キュレーターを務める。個人としての現在の活動は、エセックスにおける核をめぐる文化に関する長期プロジェクトにウォレン・ハーパーと取り組んでいる。
www.jamesravinet.com

 

●2016年度招へい

連携団体 Arts Catalyst