アメリカのポートランドで日本人作家を専門にレジデンスプログラムを実施するEnd of Summerとの連携により招へい中のキュレーター、ヒロセミドリさんによるトークと、S-AIR Award(レジデンス派遣プログラム)派遣作家の松田壯統さんによる報告会「AFTER AIR」をテラス計画にて開催しました。
最初はミドリさんのトークからスタート。滞在中のリサーチについて、出会った人々との交流を通して考えたことや印象的だったことを紹介。後半は自身も運営に関わるEoSについて説明。
今年のEoS参加アーティストも駆けつけてくれたので、彼女たちの感想も交えながら進行。EoSに興味を持ってトークに足を運んでくださった札幌在住アーティストも多く、プログラムへの具体的な質問も出ておりました。
ポートランドは札幌の姉妹都市ですし、来年も札幌から参加アーティストが出るといいですね。(ミドリさんとも再会できますし。)
続いて、松田さんの報告です。
新設されたばかりのアートセンターでのレジデンスは、一から全てをつくる(用意する)大変さもありつつ、同時にそのような環境で制作をするという点で、アーティストとして貴重な体験でもあったと話します。
レジデンスプログラムに興味を持っている他のアーティストにとっても、二人の発表は良い刺激となったのではないでしょうか。
トーク終了後も、ミドリさんや松田さんを囲んでさまざまな質問がされておりました。
また、このトークのために道外から足を運んでくださった、EoS参加アーティストの方々も、ありがとうございました!
皆さんのおかげで、より有意義なトークの場となりました!
※上から5枚目まで、写真撮影:川尻亮一