S-AIR Award: 松田壯統さん錦渓鎮滞在記②

1.上海ツアー10月19日 20日

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昼にニコルのスタジオがある上海のスタジオエリアに連れていってもらいました。

その後は上海アーティストのスタジオに伺いました。ニコルのスタジオの近くに徐震のスタジオがあり、彼は会社も工場との連携もしっかりしていて忙しいので、アシスタントの人が案内してくれます。スタジオもスタジオではなく工場でした、、この辺りは上海のセンターから車で1時間かかりますが、家賃も半分以下でスタジオを構えるアーティストも多いとのこと。場所によっては1年間半額の優遇などがあったりする事も言っていました。その後他2人の若いアーティストのスタジオも見学させてもらいました。彼らの多くは充分ではないけど、ちゃんとそのアート作品で生活をしていけている事に、日本と上海の違いを感じました。どれぐらいのアーティストが食べて行けているのと聞くと いくらでもいると言っていました。みんなしっかりした大きい彫刻や絵をスタジオに置いていて、会社のように見えます。その意識の違いは見習うとこであるかもしれません。

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そこから上海のセンターの中でも少しローカルな雰囲気が漂う場所に、ルーヤンの家兼スタジオがありお邪魔しました。

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彼女は日本からの影響を多く受け作品にしているので、今でも毎年何回も日本に行っていているようで、このキャラクター知ってるって何回か言われましたが知らないと3回ぐらい言った時、なぜか申し訳ない気がしました、、彼女はとても楽しそうに説明してくれます。自分とは少しエリアは違えど、その感覚はとてもよく感じました。次の日はギャラリーが集まるアートエリアを二つ訪れ、中国のアートの感覚を少しずつ体験させてもらいました。

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少しマーケットを意識したアート作品が多く、有名なアーティストの作品のコピーに見えるものなどもありましたが、アートエリアにファッション施設やギャラリーなどが集まっていて、若い子がファッションのような感覚でアートギャラリーを巡っている様子は何か新鮮でした。日本と中国のコンテンポラリーアートに対する動きの違いや、すべてではないですが中国もそこまで日本のアートを意識せず、西洋の方を見ている事や、日本も中国のアートを多く意識するわけではなくやはり西洋の方を見ているような気は、大雑把ですがしました。理由として、中国のキュレーターやアーティストと話していても、日本のアーティストの事はほとんど知らないし、日本の人も中国のアーティストをものすごく有名な人達をのぞいてあまり知らないという事を、話していて思ったからです。まあそこまで多く話した訳でもなく、見た訳ではないのですが、、

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2.李の最後の日とお茶屋 10月20日

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李のレジデンス最後の日、WeChatPayのトラブルに苦戦しながら一日を過ごしました。WeChatPayが止められて、中の70000円ぐらいが引き出せません、、、クレジットで登録していたのですが、電話をかけて1つの方法が、クレジットカードを5つ登録したらまた使えるよと言われたらしいのですが。5つ、、、実は4つ持っていたのです、5つ、、まだ70000円は引き出せないままです、、

朝には突然カッセル芸術大学の教授がレジデンスの見学に来たり、部屋の外では李がゲストを招いてご飯を振る舞うイベントをしていて、何か忙しい一日でした。夜に李の手作りディナーを5人で楽しみながら、湖でとれる10月と11月が旬のカニや、この地域の中国ワイン、餡子が入った餅っぽい饅頭を食べる。地域産の饅頭が甘くなくてとても好みの味だったので、おいしいおいしいと言っていたらもう一個食べろと言われお腹がいっぱいに、、

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その後ここで一番よいお茶屋をしているオーナーに呼ばれて、お茶を呼ばれるこの空間が、以前昼に伺った時は川べりのベランダでよかったですが、今回は中で何かバーテンダーのようにお茶を振る舞ってくれる空間でお茶をもらいました。お茶を何十回と入れ続けてくれるその様子を見ているだけでも楽しいし、これはむちゃくちゃよい体験でした。

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3.お寺のイベント 10月23日

お寺の喫茶に行くと、李の食事会で知り合った女性がここをまかされており、お寺のマネージメントもしている様子でした。その人に般若心経のような、幸運を得るような写経に誘われ、一時間かけて写経をしました。

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その後お寺のご飯にさ誘われ、とても美味しかった。実は外で外食するよりもこのお寺のご飯の方が美味しく、なぜ教えてくれなかったんだ最初にと思いましたが、一日前に予約すると昼食を食べれるようで、特に品があるとかそういうものではなくラフにのっけているものが出てくるだけですが、シンプルで美味しい野菜などが多く、時間がない時はここで食事をしたいところです。

 

4.湖の上   10月30日

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作品の案は出てきていますが、場所から作り上げる作品なので、少し後からくる2人のアーティストを待ちながら、場所を決めた後で本格的に形に仕上げていく事になります。今日は試しに湖の上に撮影に出かけました。地元のロックフーと呼ばれるおじいさんに船を動かしてもらい、陳墓やその周辺をゆっくりと周遊するか、川で歌を歌う船頭さんを招き歌ってもらうか考え中ですが、なかなか構図が決まらない。ドキュメンタリーで見せる画面ではないので、頭を悩まします、、

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作品の事でなかったら、この船での湖の周遊は楽しいだろうなと思いつつ、もう少し悩みます。

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