3日間に渡り開催された「ヤン・レイ&ヘレン・グローブ・ホワイト」展覧会、無事終了しました。
最終日は二人のトークと、小林知世さんによるS-AIR AWARD 「End of Summer 滞在制作報告会」、さらになえぼのアートスタジオのオープンスタジオ、と盛りだくさんの1日。
まずは、小林知世さんによるポートランドでの滞在制作についての報告。
EoSでは日本国内から年齢・メディア・活動拠点の異なる6人のアーティストが集められ、「体験すること」を第一に掲げたプログラムが組まれていたこと。現地のギャラリー、美術館、アーティストの訪問やディスカッション、ディレクターのマット・ジェイが招いた美術関係者を迎えたレクチャーシリーズなどが行われ、最終週にオープンスタジオを開催したことなどが発表されました。
参加アーティストが一つ屋根の下で暮らし、ディレクターのマットと一カ月間生活のほとんどを共にすることで、企画者と参加者という枠を超えて親密な関係が築かれることが、EoSの大きな特徴なのでは、と話してくれました。
続いて、ヘレンによる作品解説と
下北半島のリサーチをサポートしていただいたAIR-H(八戸)東方さんによるプレゼンテーションです。
ヘレンは東方さんの勤める八戸工業大学でもレクチャーを行い、学生さんの反応もとても良かったそうです。(※デーリー東北新聞社さんが記事にしてくださいました。こちらから読めます)
最後はヤンさんのトーク。聞き手は、画家で、なえぼのアートスタジオの運営委員でもある山本雄基さん。

通訳は、北大に留学しているニンさんとクツさんが担当。ヤンさんの滞在では、留学生の皆さんにたくさんご協力いただきました。ありがとうございました!
トーク後はゆるりと交流会。
なんと、展覧会を見るために中国からいらしてくれた方も!(左の方)
最終日はなえぼのアートスタジオのオープンスタジオも兼ねていたので、市内外からのアーティストの来訪もとても多かったです。
(↑左は苫小牧市美術博物館で個展開催中だった藤沢レオさん)
お越しいただいた皆様、ありがとうございました!