S-AIR Award: 小林知世さんポートランド滞在記④

S-AIR Award(レジデンス派遣プログラム)で、End of Summerとの連携により、札幌の姉妹都市であるポートランドに滞在していた小林知世さんから滞在記が届きましたので、ご紹介します。

いよいよ最終回!


8/20 【20日目】

YU内にあるプリントショップにいらっしゃるクリスさんが、私達のためにワークショップを開いてくださいました。各々の強いこだわりにも丁寧に親切に答えてくれます。

普段、子供向けのワークショップもやっていて、レゴを使った簡単なプリントも見せていただきました。

夜はいつも私達をサポートしてくださるみどりさんのお宅で素麺・蕎麦パーティー。音楽、デザイン、色んなお仕事をしているみなさんと過ごせた貴重な時間でした。

図1

8/21 【21日目】

ポートランドやサンフランシスコでキュレーター、ライター等をされている、Ashley Stull Meyersさんのスタジオ訪問。

何度かのスタジオ訪問を経て、今自分の興味がどこに向かっているのか考えさせられます。少しずつここでの体験が自分の制作に織り込まれてきて、制作が楽しいです。

図2

8/22~25【22日目〜25日目】

制作はラストスパートに入りました。

マット曰く今年は制作に時間をかけるメンバーが多いと。マットとキーナンは遅くまでスタジオに残る私達に毎日付き合ってくれます。本当に有難うございます…

夜は餃子パーティーをしたり、休息も取りつつ頑張ります。

図3

8/26 【26日目】

いよいよオープンスタジオです。17:00-20:00の限られた時間ではありましたが、沢山の人が来てくださいました。

YUのスタジオに滞在しているアーティスト、前半に行ったギャラリーで出会った方、学芸員の方、アーティストのご家族。オープンスタジオは初めての経験でしたが、今まで自分が経験した展示を含めても、最も鑑賞者とコミュニケーションをとることができたと思います。片言の英語ではありますが一生懸命作品の説明をして意見交換するのは本当に楽しい時間でした。

図4

図5

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8/27【 27日目】

記録写真を撮ることに専念。

学生時代映像専攻だったり、インスタレーションの作家が多いので記録の仕方、とても勉強になりました。

図7

8/28 【28日目】

パウエルブックスにリベンジ。この階はフロアの半分が美術書です。近くにあるZINEショップや最後に行っておきたいローカルなお店を周りました。

参加メンバーによるナチュラルダイworkshop開催の様子。

図8

8/29 【29日目】

お土産のコーヒーを買いたいと話していた私達を、マットがお気に入りのコーヒー屋さんに連れて行ってくれました。

ここはみんなが集まるお店で、チェーン展開しないし、変に洒落てもない。自然体のポートランドだよ、というマット。店内のレコードプレイヤーを指して、友人のバンドのだと教えてくれました。

図9

午後、制作でスタジオに缶詰だった私達にみどりさんが滝に行く提案をしてくれました!

夕飯に私を含む一部メンバーの熱い要望でダイナーへ。(映画でよく見るダイナー、夢のひとつでした…)

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図11

8/30 【30日目】

映画パラノイドパークに出てくるバーンサイドスケートボードパーク 最後に行くことができました。

図12

昨年と一昨年のEOS参加作家の展示がポートランドのギャラリーでオープニングを迎えました。参加作家の魅力も応募した理由の1つです。生で見ることができて感動です。

そしていよいよ最後の食事会。

図13

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8/31 【31日目】

まだ日も登らない朝早く、ホテルを後にしました。

一ヶ月、美術について考え、感じること、作ることに全てを注いでいい時間。仕事も年齢も違うけれど深いところで理解し合える人達と毎日を過ごすこと。

ポートランドの方はもちろん、別の場所で活動する日本人作家との出会いも私にとって素晴らしいものでした。マットはいつも真摯に私達に向き合って、芯の部分を理解し手助けしてくださいました。

経歴も語学力もない自分にこんな機会が巡って来たこと、本当に幸運で特別な一ヶ月でした。今回のことを踏まえこれから作家としてできること、取り組んでいきたいと思います。

関わってくださった皆さんに心から感謝いたします。

ありがとうございました!


小林さん、毎回素敵なレポートをありがとうございました!

後日ご本人をお招きして報告会も開催予定(札幌)です。滞在記に書ききれなかったことなどもたくさんあると思いますので、報告会もどうぞお楽しみに〜!

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