S-AIR Award: 小林知世さんポートランド滞在記②

S-AIR Award(レジデンス派遣プログラム)で、End of Summerとの連携により、札幌の姉妹都市であるポートランドに滞在中の小林知世さんから滞在記が届きましたので、ご紹介します。

現地のキュレーターや学芸員の方に作品を見てもらったり、一緒に参加している日本人作家たちと制作について話したり。滞在の様子をどうぞご覧ください。

※小林さんの滞在記は随時届き次第、更新予定です。


8/7 【7日目】

この日は初めにOregon Nikkei Leacy Center へ。ポートランドにある日本人街の歴史を説明していただきました。パールハーバーを機に激変した生活ぶりなど、アメリカにいた日本人の当時の生活を少しだけ知ることができました。特に印象的だったのは、物資がない中で作られた、鳥のブローチ。オレンジの箱の廃材でできているそうです。

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姉妹都市である札幌から贈られた桜にも出会えました。

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お昼を済ませPortland Art Museum へ。美術館の外に置いてあるピアノを弾く男の子。

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5階建ての建物で、ジェンダーを扱った展示、アカデミックな展示など各階でそれぞれの異なる展示が行われていました。

足元にペイントが施されていたのが面白かったです。ネズミのご飯みたいに辿るんだよと美術館の方が教えてくださいました。

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8/8 【8日目】

午前中はアトリエで制作、午後は気になっていたレコードショップに行ってきました。

私はポートランドで多く映画を撮っている、ガスヴァンサント監督のファンなのですが、ここには地元のミュージシャンのコーナーがあり、映画に出てくる音楽も見つけることができて個人的に大満足でした。

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時間が取れたので夕飯はYUのキッチンでグリーンカレーを作りました。

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8/9 【9日目】

制作の合間に日本のメンバーがそれぞれ自分の作品について話すことになりました。改めてしっかり話を聞くことができて充実した時間でした!やはり制作について話すと一気に距離が縮まるように感じます。(空き時間で見に行った科学館は結構キッズ向けでした)

PNCA というこちらの大学へ。Littman + White exhibition と、学生の展示を見ることができました。

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夕飯は先日とは別のチャイニーズレストラン。(ホテルがチャイナタウンにあるのと、遅くまで開いているのとで、チャイニーズレストラン率が高めです)

8/10 【10日目】

Portland Art Museumのキュレーターの方が日本人メンバーの作品を見にきてくださいました。丁寧に作品を見て、ディスカッションしてくださいました。

写真はEOSのインスタグラムより

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夕方からは先日行ったPICAで行われているKSMOCAというアートフェアのオープニングを見に行きました。KSMOCAはポートランドの美大生とアーティストが企画したもので、今回は夏のプログラムの集大成といった感じでした。

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8/11【11日目】

Japanese gardens を訪ねました。戸野琢磨が作ったベースを守りながら、日本庭園とポートランドの元の自然も大切に作られた空間が美しかったです。札幌から来たという灯篭も見ることができました。

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お昼はハンバーガー。やっとアメリカらしいものを食べた気がします。

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8/12【12日目】

ダラスで学芸員をされていて、2013年には六本木クロッシングでキュレーターをつとめられたGabriel Ritterさんのレクチャー。私たちの他に40人ほどが参加し「ナンセンス」という視点から日本の美術についてお話いただきました。

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夜、ビールを飲みにいったお店の前で『マイ・プライベート・アイダホ』でリヴァー・フェニックスとキアヌ・リーブスがバイクで走った道を教えてもらい感動…。

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8/13【13日目】

制作を続けながら、昨日に引き続きGabriel Ritterさんのスタジオ訪問。私にとって新しい視点で作品を見ていただける貴重な機会となりました。

写真はEOSインスタグラムより。

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夜は他愛のない話も制作についても話せる大切な時間です。

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