歓迎会に来てくださったみきさんの運転で、モエレ沼公園へ。
ちょうど海の噴水のロングプログラム(40分)が始まる時間に到着。
海の嵐や凪の時間が表現された「水の彫刻」と呼べるもので、夜のライトアップ時はまた違った表情が楽しめます。
噴水を眺めながらお昼ご飯を食べたあと、ガラスのピラミッドで開催中の『ホーリー・マウンテンズ 内なる聖山へ続く三本の足跡』を拝見。
会場では、吉田智彦さんの写真のモデルとなった東浦奈良男さん(一万日連続登山に挑戦した、すごい人)の病床での最後の日記が公開されており、そこにスクラップされていた孤独死のニュースについて、ダナエからいろいろ質問が。
高齢化に加えて地域コミュニティが希薄になってきていることなど、カンボジア社会との違いに興味を持ったようです。
また、孤独死を予防するための訪問介護制度や、札幌市内にも増えてきている高齢者住宅などについても。
最後はモエレ山に上って、モエレ沼公園は終了。
お次はさっぽろ八月祭目指して、街中へ。
ダナエの滞在しているさっぽろ天神山アートスタジオでは、八月祭で広場に敷き詰める大風呂敷を縫うための「大風呂敷工場」が稼働しており、ダナエも一度参加していたのでした。
↑そのときに夏着物を着せてもらったそうです。お似合い!
広場に敷き詰められた大風呂敷を前に、元々の始まりが「フェスティバルFUKUSHIMA!」で、放射性物質が舞い上がるのを防ぐためだったことなどを説明。
ということを話しているうちに、アイヌの伝統歌”ウポポ”の再生と伝承をテーマに活動する女子四人組「マレウレウ」によるWSがスタート。
輪唱に挑戦したあとは、輪踊りもしっかり体験しました。
ダナエは、着物にまつわる細かな決まりごとやバリエーション(季節、柄、素材等)についてもいろいろ調べていたらしく、広場に集まった浴衣姿の人たちの帯の結び方はもちろん、マレウレウの浴衣に刺繍されたアイヌ文様なども、興味深く眺めておりました。
18時半からの盆踊りも楽しんで、札幌の夏を満喫。