NZ滞在中の東方悠平さんより②

現在オークランドUnitecに滞在中の東方さんですが、今回のレジデンスのタスクのひとつとして、受入れ先のUnitecが主催する主に学生を対象とした国際短編映画祭の審査員を努めることでした。
UniShorts
http://unishorts.unitec.ac.nz
高校生部門もあるようで、若いうちからこういった機会があると創造性も拡がりますね。

以下、オークランド滞在中の東方さんからのレポートその2です。
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こんにちは、東方です。
一日の寒暖の差が激しくて、明け方や夜は寒くて目が覚めることがたまにあります。僕のいる北島では、山以外で雪はほとんど降らないので、家の作りがアバウトなのかもしれません。
そういえば東京の冬も、特に室内で寒さを感じますね。
クライストチャーチなどの観光地のある南島だと、冬(6~9月頃)には雪が見られるみたいです。

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この北島には先住民族であるマオリ人がたくさん住んでいたり、その所縁の場所がたくさんあります。彼らが最初にこの島へカヌーで渡って来た話や、その後移住して来たヨーロッパ人との関わりについての話は、歴史や地理のスケールがずいぶんと壮大で、とても面白いです。

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現在では近代化や混血も進んでいるので、マオリ語の話せない二世や三世も多く、文化の継承はなかなか難しい課題のようです。
ただ、有名なラグビーチーム、オールブラックスが試合の前に踊るハカや、つい先日は、議会で同性結婚を認める法案が可決された際に、傍聴席からポカレカレ アナというマオリ語のラブソングが歌われて話題になったりもしました。
この国ががマオリの文化を大切に考えていて、守ろうとしている姿勢を感じる場面は多々あります。

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僕のいるUNITECでも、マオリ文化を保護したり、研究したりしている機関があります。その施設が大学の敷地内に一つあって、マオリの集会所を模して作られています。
建物の随所で見られる彼らの工芸技術などがとても興味深いのですが、新しく建てられたばかりのこの建物はライトアップ演出がやや過剰で、キング・ムーじゃないんだから、、、と思わず一言ぼやいてしまいました。

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また、先日はUNITECが主催するショートフィルム・フェスティバルでExperimental部門の審査員を務めました。
ここでもマオリ文化を扱った作品がいくつかありました。
二日間に渡る映画祭で、色々な国からの出品があったので、国によっての作品性の違いなども見られて面白かったです。

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